『京の年中行事を訪ねて』〜島原太夫道中編〜

昭和初期にありました当社の手ぬぐいの会

『百いろ会』の最高傑作といわれた

『京の年中行事』シリ−ズ(昭和10年作)を

現在に再訪するのは

今回、『島原太夫道中』です。

太夫道中は年に何度か披露されますが

今回は昨日高台寺で行われた太夫道中をご紹介させていただきます。



豊臣秀吉の妻ねね(北政所)が、1606年に

秀吉の菩提を弔うため建立したといわれる高台寺で

ねね(北政所)を偲んで、月命日の6日にちなみ

毎年10月6日にお茶会が開かれているそうです。

その中で島原の太夫道中が披露されておりました。

昨日2回披露された内の朝の分を

スタッフが撮影に行ってまいりましたので

いくつかご紹介させて頂きます。



高台寺にあります洗心寮から本堂に向かわれます。

2人の禿(かむろ)さんを先頭に内八文字という独特の歩き方でゆっくりと進まれます。





前が振袖太夫さん、後ろが司太夫さんです。



禿さんの後ろ姿にも『ふり袖』と『司太夫』の文字が。





足元は手ぬぐいの図案にもあるように、三本歯の下駄でした。



本堂へ入られ、『北政所茶会』へと向かわれました。

『京の年中行事を訪ねて』〜松ヶ崎題目踊編〜

昭和初期にありました当社の手ぬぐいの会

『百いろ会』の最高傑作といわれた

『京の年中行事』シリ−ズ(昭和10年作)を

現在に再訪するのは

今回、『松ヶ崎題目踊』です。



8月15日、16日に 左京区の涌泉寺(ゆうせんじ)で行われました。

撮影は16日に当社スタッフが撮影したものとなりますが

皆さまの浴衣にも描かれている妙法の送り火が消えた後から

しばらくしてスタートしました。

日本最古の盆踊りと言われているそうでして

お題目の音頭に合わせて右手に扇子を持ち

輪になって踊ります。

撮影しました写真をいくつかご紹介させていただきます。
 








こちらの『松ヶ崎題目踊り』は京都市の無形民俗文化財に登録されております。


『京の年中行事』を訪ねて〜祇園都踊り編〜

昭和初期にありました当社の手ぬぐいの会

『百いろ会』の最高傑作といわれた

『京の年中行事』シリ−ズ(昭和10年作)を

現在に再訪する第三回目。



昨日、先染めと後染めの日本最高峰の

技術をお持ちの大将の方々と一緒に

宮川町さんの京おどりと

『京の年中行事』のモチーフとなった

祇園甲部さんの都をどりを鑑賞しに行ってまいりました。


午前中から社内で皆様と一通り商談・打合せを行ったあと、

まずは鴨川沿いの満開の桜を見つつ

京おどりの行われる宮川町歌舞練場へ。


今回のメンバーと一緒に1枚!


京おどり『都風流輝耀花苑』全七景を鑑賞させていただき

おどりの素晴らしさに浸りました。

舞台から投げられる手拭もキャッチできまして、

今年はいい事がありそうです。



祇をん 萬屋さんで昼食を摂り

都をどりの行われる祇園甲部歌舞練場へ。


観覧前にお茶席にて芸妓さんのお點前を楽しみながら

お抹茶と虎屋さんの薯蕷饅頭をいただきました。

中庭の桜も見事に満開です。

こちらでも皆さんと一枚!


そして都をどり『水映桜花絵巻』全八景の鑑賞へ。

艶やかなをどりを満喫し、

帰りも満開の桜に見送られました。


今回は、同日に二つのをどりを鑑賞いたしました。

それぞれのをどりの違いも良く解り、

とても楽しく鑑賞させて頂きました。

『京の年中行事』を訪ねて〜節分編〜

 昭和初期にありました当社の手ぬぐいの会

『百いろ会』の最高傑作といわれた

『京の年中行事』シリ−ズ(昭和10年作)を

現在に再訪する第二回目。



今月は、廬山寺節分について

ご紹介させて頂きます。

場所は

京都御所と梨木神社のすぐ近くに

位置します。


京都御所東


梨木神社

あいにくの天候でしたが

たくさんの方がいらっしゃいました。


節分会看板

境内に行きますと

鬼のお加持が始まっておりました。



3時になり

太鼓の音と共に

追儺式鬼法楽のスタートです。



次に、

楽人・三鬼・追儺師・蓬莱師・降摩面持者
・独鈷三鈷持者・福娘・年男・寺侍・大導師
・導師・大衆の登場です。













いよいよ鬼の登場です!


鬼踊りが始まりました。





鬼にはそれぞれ役割があるそうで

赤鬼(=貪欲)


青鬼(=瞋恚(しんに))


黒鬼(=愚痴)


だそうです。

昭和初期の当社の柄と

変わりなく平成21年においても

同じことが行われているのを

目の当たりにして

感動いたしました。

京都の文化歴史は

永遠に続けていただきたいものですね。


追儺師による邪気払いの法弓です。

追儺師が東・西・南・北・中央の5箇所に向い矢を射ります。

このあと、蓬莱師・福娘・年男・寺侍による

福餅・蓬莱豆撒きでした。


こちらの蓬莱豆は

紅白二粒食べると

六年寿命が延びるそうです。


廬山寺の前にて。


お土産に買ってまいりました。

年中行事の手ぬぐいのおかげで

京都の行事に

おかげさまで出会うことが

できました。

本日、雨の中撮影は困難でしたが

ブログ上の写真は

皆さんいかがでしょう?

今年も良い事が起こります様に。


『京の年中行事』を訪ねて〜十日戎編〜

今年は、

昭和初期にありました当社の手ぬぐいの会

『百いろ会』の最高傑作といわれた

『京の年中行事』シリ−ズ(昭和10年作)を

現在に再訪して、皆様にご紹介したいと思います。


まずは昨日、1月の手ぬぐいに描かれている

十日戎に行ってまいりました。



手ぬぐいのタイトルは

『建仁寺 十日戎』となっておりますが

建仁二年(1202年)に禅の祖といわれる

栄西禅師が建仁寺建立にあたり

その鎮守として最初に建てられたのが

恵美須神社だそうでして

場所は建仁寺さんの隣にございます。


その恵比寿神社さんの

十日ゑびす大祭(初ゑびす)に

行きまして、

吉兆笹と縁起物を福娘さんより授与いただきまして

今年の商売繁盛を祈願いたしました。



来月は廬山寺節分をご紹介させていただきます。

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