みずみずしい新緑の季節
いよいよ先斗町歌舞練場にて
5/1(日)より5/24(火)まで
第174回鴨川をどりが始まります。
今年の演目はプログラムによりますと、
第一 お伽草紙 恋のゆくえ 三景
第二 都名所吹きよせ 五景
一、春の鴨川
二、宇治の夏
三、嵯峨野の紅葉
四、雪の伏見
五、五月の空
と、なっております。
鴨川をどりが始まりますと
京都の初夏が始まりますね。
鑑賞が楽しみです。
第174回鴨川をどりプログラム
京都案内誌「京都漫彩」
京都市さん(京都市産業観光局商工部商業振興課)が
発行された「京都漫彩-まんさい- 漫画で彩る京の旅」に
永楽屋祇園店を掲載していただきました。
こちらの冊子は、
京都が舞台となったマンガ・アニメ20作品と
作品中に登場するスポットなどを中心に紹介され
京都と東京で無料配布される冊子で、
その周辺エリアのガイドとしても
色々な京都の名所や店舗をご紹介されております。
祇園エリアのご紹介として永楽屋祇園店をご紹介頂きました。
京都漫彩(http://kyoto-mansai.com)の
ホームページでもデジタルブックとして
全ページを見ることが出来ます。
このゴールデンウィークは
違った角度から京都を観光されるのも
面白いかもしれませんね。
織田信長と永楽通宝と永楽屋
当社、『永楽屋』の名前の由来でもあります
『永楽通宝』ですが、
ご存知の方も多いと思いますが
この永楽通宝を旗印に掲げていたのが
当時の織田信長で、
当家のご先祖さんは
織田信長に直垂(ひたたれ)という
鎧下の絹織物を納めており、
名字帯刀を許された御用商人です。
『永楽屋』という名前もそこから付けられております。
先日、お取引先様より
お取引成立を記念して
こちらの本と挿絵の原画をいただきました。
黒鉄ヒロシさんが書かれた
『千思万考(せんしばんこう)歴史で遊ぶ39のメッセージ』
という本で、
織田信長について書かれており
お取引先様より、
『永楽屋』さんに関連する事が書かれており
頂戴いたしました。
こちらの原画をいただきました。
今、額装中ですので
こちらの写真は本です。
お取引成立で粋なプレゼントをいただき
社長のセンスと人間性に惹かれました。
納涼床
昨日の四条大橋から撮った写真です。
車などが停まって
床の準備を進めておられました。
納涼床は5月1日から9月30日迄開催されるようです
(開催期間・昼営業は店舗により異なります)。
納涼床(のうりょうゆか)は
京都の夏の風物詩で、
お料理屋さんなどが
川の上や屋外で鴨川が良く見える位置に座敷を置き
お料理などを出されます。
季節感を感じながらお料理を楽しむことが出来ます。
どうぞ、京都へお越し下さいませ。
私も、商店街の集まりなどで毎年参加させていただいています。
ベアー
以前にもご紹介させていただいた
100色の手ぬぐいを使用した
100色のベアーですが、
新しい仲間が出来上がりました。
現在67色のベアーが出来上がりました。
100色まであと33色です。
ひとうひとつ日本での手づくりです。
少し時間が掛かりますが
100色まであと少し。楽しみです。
京丹後ちりめん風呂敷新柄
京丹後の縮緬(ちりめん)でこしらえた
風呂敷の新柄をご紹介させていただきます。
柄名は、「帯朝顔」です。
ベースの紺色に、涼しげな色目の朝顔が映える柄です。
生地の表面は独特の「シボ」が出ております。
この「シボ」は、
縦糸に撚りのない生糸、
横糸に強い撚りをかけた生糸を
交互に織り込み生地にした後、
その後の製造工程で
糸を収縮させ縦糸の撚りが戻ることによって
生地全体に細かい凹凸状の「シボ」が出来ます。
京丹後ちりめん独特の風合いを
お楽しみいただければ幸いです。
石畳シリーズ「柳石畳」
永楽屋の新柄手ぬぐいです。
総柄の手ぬぐい(約36cm×約120cm)で、
永楽屋では人気の石畳シリーズの
「夏」版で「柳石畳」です。
今までに、秋・冬・春と
こしらえておりまして
これで「四季」が揃う形となりました。
ちなみに、
こちらが秋の「紅葉石畳」です。
こちらが冬の「松雪石畳」です。
こちらが春の「桜石畳」です。
今までの3柄同様
「柳石畳」も宜しくお願い致します。
Leaf 6月号
今日の京都は雨が降っています。
本日は、近畿から北海道にかけて
広い範囲で雨のようですね。
さて、明後日(4/25)発売予定の
情報誌『Leaf 6月号』の
裏表紙(表4)に広告をうたせていただきました。
イメージモデルさんは前回に引続き
祇園甲部の舞妓さんの真希のさんです。
真希のさんが持たれている
RAAKの手ぬぐいは、
「梅雨あじさい」です。
全面のピンドットは雨をデザインしたものです。
雨の日でも少し気分が楽しくなっていただければ幸いです。
手ぬぐいに描いた、葉っぱ(リーフ)の上の
小さなかたつむりも少し楽しそうです。
箱型五つ珠(いつつだま)算盤
永楽屋本店の2Fにある
町家手拭ギャラリーにある
五つ珠(いつつだま)の算盤(そろばん)を
ご紹介させていただきます。
こちらが、下の段に珠が五つある算盤です。
こちらの算盤は問屋そろばんといわれ
現在のそろばんと違い「底」があります。
「底」があることによって
「商い」の際、相手に価格が見えないという利点があります。
当時は、企業同士で何かの記念の際に
この「底」に、企業名などを彫って
お祝いの品として
算盤をお送りすることも多くあったようです。
こちらの写真は、裏側の写真です。
ご存知のように、今の算盤は四つ珠がほとんどですが、
日本に算盤が伝わってきたのは室町時代頃、
中国より伝わったといわれております。
珠の形も鋭角では無くダンゴ状の珠で
上に二珠、下に五珠でした。
それから日本独自に改良がされ、
珠もはじきやすいように鋭角になり
計算しやすいように
上に一珠、下に五珠に変化しました。
「商い」で使用される以外に
明治時代より、小学校でも算盤の教育が義務付けられ
昭和初期にはさらに計算を早くするために
現在の四つ珠へと変化しました。
昔ながらのものも
少しづつ時代のニーズに合わせて
変化していきますね。
手ぬぐいや風呂敷も
これから変化を遂げていくかも知れません。
端午の節句向け手ぬぐい柄
今までに永楽屋で
幾つかの「端午の節句」向けの柄を
こしらえてきました。
今回、どの様な柄があるか
お問合せいただくのと
節句の時期が近づいたこともこともあり
ご紹介をさせていただきます。
まずは、明治43年の掛軸を復刻した
「甲冑図(かっちゅうず)」です。
高度なインクジェット技法を使用した染色です。
こちらは、「鯉のぼり」で
昭和7年の柄の復刻ですが
真鯉を大胆にデザインした柄は
今でも新鮮に感じます。
こちらは十四代新柄として
2010年に発表させていただいている
「兜(かぶと)」の柄です。
繊細な兜の柄を丁寧に染め上げた人気の柄です。
こちらも新柄の
「五月幟(さつきのぼり)」です。
先程の「鯉のぼり」は横柄ですが
ご自宅に飾る際に「縦の鯉のぼり柄も欲しい」
というお声も多く頂戴したこともあり
こしらえた柄です。
その他にも、
鯉のぼりのモチーフとなったといわれる
「鯉の滝登り」をデザインした
「五鯉躍(ごりやく)」なども
人気の柄です。
これらの柄は、
永楽屋全店と永楽屋通販(www.eirakuya.jp)でもご覧いただけます。
- Ihee Hosotsuji
- profile
- search this site.
- selected entries
-
- 第174回鴨川をどりプログラム (04/30)
- 京都案内誌「京都漫彩」 (04/29)
- 織田信長と永楽通宝と永楽屋 (04/28)
- 納涼床 (04/27)
- ベアー (04/26)
- 京丹後ちりめん風呂敷新柄 (04/25)
- 石畳シリーズ「柳石畳」 (04/24)
- Leaf 6月号 (04/23)
- 箱型五つ珠(いつつだま)算盤 (04/22)
- 端午の節句向け手ぬぐい柄 (04/21)
- categories
-
- 包み方 (6)
- 新商品 (142)
- 手ぬぐい講座 (4)
- 『京の年中行事』を訪ねて (5)
- 『ええだるま』 (7)
- 講演 (88)
- 取材・掲載 (298)
- 手ぬぐいの柄が出来るまで (7)
- 二十四節気 (126)
- archives
-
- March 2024 (2)
- February 2024 (2)
- January 2024 (9)
- December 2023 (14)
- November 2023 (14)
- October 2023 (11)
- September 2023 (12)
- August 2023 (21)
- July 2023 (30)
- June 2023 (15)
- May 2023 (18)
- April 2023 (14)
- March 2023 (13)
- February 2023 (14)
- January 2023 (21)
- December 2022 (9)
- November 2022 (15)
- October 2022 (13)
- September 2022 (15)
- August 2022 (11)
- July 2022 (6)
- June 2022 (10)
- May 2022 (10)
- April 2022 (8)
- March 2022 (6)
- February 2022 (18)
- January 2022 (20)
- December 2021 (22)
- November 2021 (21)
- October 2021 (22)
- September 2021 (24)
- August 2021 (17)
- July 2021 (15)
- June 2021 (19)
- May 2021 (18)
- April 2021 (11)
- March 2021 (17)
- February 2021 (8)
- January 2021 (4)
- December 2020 (7)
- November 2020 (2)
- October 2020 (7)
- September 2020 (2)
- August 2020 (17)
- July 2020 (10)
- June 2020 (12)
- May 2020 (15)
- April 2020 (23)
- March 2020 (32)
- February 2020 (29)
- January 2020 (31)
- December 2019 (31)
- November 2019 (30)
- October 2019 (31)
- September 2019 (30)
- August 2019 (31)
- July 2019 (31)
- June 2019 (30)
- May 2019 (31)
- April 2019 (30)
- March 2019 (31)
- February 2019 (28)
- January 2019 (31)
- December 2018 (31)
- November 2018 (30)
- October 2018 (31)
- September 2018 (30)
- August 2018 (31)
- July 2018 (31)
- June 2018 (30)
- May 2018 (31)
- April 2018 (30)
- March 2018 (31)
- February 2018 (28)
- January 2018 (31)
- December 2017 (31)
- November 2017 (30)
- October 2017 (31)
- September 2017 (30)
- August 2017 (31)
- July 2017 (31)
- June 2017 (30)
- May 2017 (31)
- April 2017 (30)
- March 2017 (31)
- February 2017 (28)
- January 2017 (31)
- December 2016 (31)
- November 2016 (30)
- October 2016 (31)
- September 2016 (30)
- August 2016 (31)
- July 2016 (31)
- June 2016 (31)
- May 2016 (31)
- April 2016 (30)
- March 2016 (31)
- February 2016 (29)
- January 2016 (31)
- December 2015 (31)
- November 2015 (30)
- October 2015 (31)
- September 2015 (30)
- August 2015 (31)
- July 2015 (31)
- June 2015 (30)
- May 2015 (31)
- April 2015 (30)
- March 2015 (31)
- February 2015 (28)
- January 2015 (31)
- December 2014 (31)
- November 2014 (30)
- October 2014 (31)
- September 2014 (30)
- August 2014 (31)
- July 2014 (31)
- June 2014 (30)
- May 2014 (31)
- April 2014 (30)
- March 2014 (31)
- February 2014 (28)
- January 2014 (31)
- December 2013 (31)
- November 2013 (30)
- October 2013 (31)
- September 2013 (30)
- August 2013 (31)
- July 2013 (31)
- June 2013 (30)
- May 2013 (31)
- April 2013 (30)
- March 2013 (31)
- February 2013 (28)
- January 2013 (31)
- December 2012 (31)
- November 2012 (30)
- October 2012 (31)
- September 2012 (30)
- August 2012 (31)
- July 2012 (32)
- June 2012 (30)
- May 2012 (31)
- April 2012 (30)
- March 2012 (31)
- February 2012 (29)
- January 2012 (31)
- December 2011 (31)
- November 2011 (30)
- October 2011 (31)
- September 2011 (30)
- August 2011 (31)
- July 2011 (31)
- June 2011 (30)
- May 2011 (31)
- April 2011 (30)
- March 2011 (31)
- February 2011 (28)
- January 2011 (31)
- December 2010 (31)
- November 2010 (30)
- October 2010 (31)
- September 2010 (30)
- August 2010 (31)
- July 2010 (31)
- June 2010 (30)
- May 2010 (31)
- April 2010 (30)
- March 2010 (32)
- February 2010 (28)
- January 2010 (31)
- December 2009 (31)
- November 2009 (30)
- October 2009 (31)
- September 2009 (31)
- August 2009 (31)
- July 2009 (31)
- June 2009 (30)
- May 2009 (31)
- April 2009 (30)
- March 2009 (31)
- February 2009 (29)
- January 2009 (32)
- December 2008 (33)
- November 2008 (30)
- October 2008 (33)
- September 2008 (30)
- August 2008 (31)
- July 2008 (31)
- June 2008 (30)
- May 2008 (31)
- April 2008 (30)
- March 2008 (31)
- February 2008 (29)
- January 2008 (31)
- December 2007 (28)
- November 2007 (13)
- others
- mobile